頭の中も方付かないADHD
私は服薬や周囲のサポートもあり、メンタル面では比較的おだやかな日々を過ごしています。ですが、自分が精神障害者なのだと自覚せざるを得ない瞬間があります。それは普通の人と同じように脳を使わなければいけない場面です。
例えば、このブログを更新するために記事を書こうとした時です。Twitterのような短文は思いついても複数の段落を構成するような作業ができません。したがって、下書きフォルダには論理破綻した記事のドラフトがたまってしまいます。
生きることを諦めたくない
今日も数時間パソコンに向かいましたが、やはり文章をうまくまとめることはできませんでした。このような認知機能の低下は、これから自分がなんらかの形で仕事をすることをイメージする上で大きな障害となります。
仕事だけではありません。他者とコミュニケーションをとる上でも、ワーキングメモリ*1不足から、相手の気持ちを思いやる配慮が欠けてしまうことがあります。
加齢や自分の特性としての発達障害だけではなく、薬の副作用により認知機能が衰えることもあるといいます。かと言って、このまま何もせず過ごすのではなく少しでも人間としての後退を食い止めたいです。そんな思いから、Web上での情報発信とそこに集う他者とのコミュニケーションを続けたいと考えています。
文章を論理構成する練習の場としてのNAVERまとめ
昨日Twitterで精神障害年金についていくつかツイートしたところ、まだフォロワーが少ないにも関わらず沢山の反響がありました。
精神障害年金に関するよくある誤解 - Togetterまとめ
togetterにまとめた後で気がついたのですが、同じキュレーションメディアでもNAVERまとめならツイート以外のリンクやコメントを追加できるのですね。Web上のコンテンツを引用して、自分の意見をつけ加えるという形式はブログに近く、私が脳のトレーニングとして実践したかった内容です。
今日は上記1件のまとめを作成しました。今後もTwitter(@kukkanenjp)でブレストした内容をNAVERでまとめるという作業を自分の認知機能を鍛錬するために継続したいと思います。
*1:情報が保存されているとされる脳の部位。パソコンのスペックを表すメモリと同じだと考えてください。