ADHDの特徴「不注意」が引き起こすトラブル
先月、おっちょこちょいキャラではすまされない大人のADHDの本当の怖さ「衝動性」とは - kukkanen’s diaryという記事を書きましたが、ADHD(注意欠陥多動性障害)の代表的な特徴に「不注意」というものがあります。
この 「不注意」というマイナスの特性から、ADHD当事者はこんな人になりがちです。
- 忘れ物が多い
- 約束や期日を守れない
解決策として、ストラテラやコンサータといった投薬による治療も行われますが、薬を飲むことすら失念してしまうことがままあります。
Appleの「リマインダー」アプリで繰り返すタスクを管理する
毎日の服薬やその他の用事を忘れずにこなすために、さまざまなITツールを試してみましたがAppleユーザーなら「リマインダー」という標準アプリが最適だという結論に至りました。
Mac上の「リマインダー」アプリの概要
やらなければいけないタスクを並べることができます。
画面左側にタスクをまとめたリスト、右側にタスク一覧を表示します。
iPhone上の「リマインダー」アプリ
iPhoneやiPadにも同名のアプリがあり、Mac版とiCloudで同期することもできます。
毎日繰り返すタスクを登録する
入力したタスクの右側にある[i]ボタンをクリックすると、設定画面が表示されます。[日付]にチェックを入れて、時刻の欄をクリックすると入力できる状態になります。
[繰り返し]欄で毎日や毎週といった定期的なスケジュールを設定できます。
頻度を設定する
[繰り返し]欄でカスタムを選ぶと、「3日ごとに」などのように頻度を設定することもできます。
iPhone上の「リマインダー」アプリ設定画面
今日のタスクを確認する
画面左下のカレンダーで日付を指定すると、その日にやるべきタスクが表示されます。やるべきことが済んだら、タスクの左側にある◯をクリックして消去します。