精神科における運動方程式
Twitterでフォロワーさんから教えてもらったブログに解説されている内容が面白かったので、こちらに紹介します。
物理には運動方程式 ma=F があり基本的にこれによってほぼ全ての公式が導かれる。
精神科においての運動方程式をまず理解しなければならない。
それは下記の式のモデルで表される
I×S =一定 I=Interest S=Strengthと表す。
...(略)...
大体ひとは4つぐらいの事を自由に使い分け自由に切り替えながら色々なことを考えて生きている。
つまり、定型発達の頭の中は以下の方程式と図で表現することができます。
矢印(4)×強さ(1)=4
アスペルガーの方程式
一つのことにこだわったり、特定の分野で才能を発揮する有名人がいたりするアスペルガーをこう表現しています。
矢印(1)×強さ(4)=4
ADHDの方程式
自分の頭で処理しきれない量の出来事に興味を持ったり、実行しようとしたりした結果、注意散漫になりがちなADHDの運動方程式です。
矢印(8)×強さ(0.5)=4
「不注意」の原因からみるADHDとアスペルガーの違い
DSM-5でADHDと自閉症スペクトラムの併症が公式に認められたそうですが、id:nosmo先生はチェックシートによる臨床診断の問題点をこう解説しています。
医師「え?なになに。イチローの事を死ぬ程詳しく調べてるって?あーこの子はアスペルガー症候群ですねー。
え?ゴミ出そうとして忘れたりすることもあるんですか?不注意もありますねー物事に集中できてないのかな、じゃあチェックリストでADHDも当てはまりますね。
じゃあADHDも合併で!」となるのである。
この2つの見分け方は周りを気にしすぎて不注意になるのか、過集中で不注意になるかをきちんと見分ける事である。
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パーソナリティ障害の方程式
ブログではさらに、パーソナリティ障害の方程式を以下のように定義しています。
矢印(2)×強さ(2)=4
障害名 | 矢印の内容 |
---|---|
境界性人格障害 | 自分と恋愛 |
自己愛性人格障害 | 自分と仕事 |
私の方程式
これらをふまえて、コンサータというADHDの治療薬が処方されながら、自己愛性パーソナリティ障害の自覚がある私の方程式は次のようになるのでは?と考えました。
矢印(4)×強さ(0.5)+矢印(1)×強さ(2)=4